サラバ地中海
戻ってきたのが夜中の2時過ぎだというわりには、目覚めのよい9時起床。朝日の眩しい、サンレモの写真もあるのだが、これは現像中。街まで下りていき、カプチーノとチョコレートパンの朝食を摂る。もうだいぶ慣れたし、抵抗する気もないが、どうしてこのヨーロッパ人達は甘いものしか食べないのだ。朝食に「焼き魚にご飯に味噌汁」なんて答えようものなら、大袈裟に驚いたりするの、なんだか腑に落ちない。
今日も一日、昨日と同じビーチで過ごす。ここの海は、案外遠浅。チンクエテッレのすぐに深みに変わる波打ち際より安心。しかもここは砂浜だし。プールで泳ぐ事になれているためか、海で泳ぐのは結構コワイ。ので、無理して足のつかないところには行かない事にする。
昼ご飯を食べ、途中ジェラートを食べたりする以外はほとんど太陽の下で寝転んでいる。呆けなきゃいいが。カヌーを漕ぎ出す4人を見ながらそろそろ帰り支度。私は翌日も休日と同じだからいいけど、他の人たちは皆仕事。トリノまで4時間としても、7時くらいにはここを出なければ。
夕飯を食べてから、インペリアを後にする。7人が2台に分乗して高速をたどる事4時間。運転手を勤めてくれた彼らに感謝しつつ就寝。
■■■本日の夕飯
インペリアのサンアントニオ広場19番にあるL'Oasiというピッツエリア。
広場にかなりのテーブルを出している店。飲み物のオーダーをするだけで、ピザは勝手にやってくるという仕組み。嫌いなものが入っていればパスする事もできる。ピザはどれも同じ料金。ところが、パスするなんてもったいない。美味い。今まででイタリアで食べたピザの中で一番だと思う。
まず、Pescespada(カジキマグロの薫製)に、モッツァレラと生クリームのかかったピザ。この魚の薫製、こちらでは高級品らしく、生クリーム(当たり前だがホイップではない)と絶妙。
次、Calzone di Recco。Reccoと言うのは町の名前らしい。Stracchinoという、モッツァレッラに似た淡白なチーズを中に挟んだカルツォーネ。
そして、Aragosta(海老)と生クリームのピザ。絶品。
それから、パルマ産の生ハムの下に香ばしく焼けているのはたっぷりと摩り下ろされたトリュフ・・・。多分トリュフを食べたのは2度目だが(一度は間違って出てきた、こっちの方が高いのに)この香り、高級なのも良く分かる。
以上4種類でオーダーストップをしたが、質量ともに満足。後は店名と同じ名前のデザートを注文。ティラミス風のクリームチーズのお菓子にチョコがたっぷりかかってこれも美味。
しめて一人当たり28000リレ(約1700円)。感激。
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